「こいつはおもしろい」
人とたくさん出会う仕事に携わってきたなー
とふと思ったのは、土曜日の夕方のことでした。世の中には、たくさんの仕事がある中で、たくさんの人と出会うだけなら、いろいろあると思うのですが、出会いの先に
つながる
というところまでできる仕事はなかなかないなと思ったのです。ただ、ぼくが今までやらせていただいた仕事は、出会ってつながるところまでが仕事だったような気がします。それは本当に恵まれているなと思ったぼくなのです。
今日は、けん玉が人と人をつなげるということを伝えてきた中で、さらに大事な
「いやー、こいつはおもしろい」
と思わせることの重要性について論じてみようと思ったのでした。最近読んだ本で「ゆるいつながり」という本がありました。それは、すごく簡単にまとめると、SNSなどによって、人間関係のあり方が変わってきているという話から、これからの時代を生き抜くための多様性について触れているものでしたが、その中で、人と人をつなぐときに、最終的に大事なのは
「こいつおもしろい」「この人は紹介したい」という人間性なのではないか
という話がありました。この考えに大賛成なのがぼくです。
今までけん玉を始めたきっかけについての話を書いたのですが、ぼくがけん玉を始めたのは
「○○といえばあいつだ」
というものが欲しくて、それがたまたまけん玉だったということなのです。そんくらい動機は不純だったのです。それでけん玉を道具にしながら、自分を売り込んで行った時に気づくのですが、
結局は、人間が惹かれる部分は、ものではなく、
人柄
だと気付きました。しかし、けん玉ももちろん重要な要素でもあります。
けん玉がつないでくれた縁を生かすも殺すも自分次第
だとは思いますが、子どもたちにとってそういう存在になれたらと思っています。つまり、
「あー、この人はおもしろい」と思わせる努力を惜しまない
ということです。それを支えるのがぼくの場合はけん玉であり、どうせならけん玉を伝えていきたいというのが今の気持ちなのだと思います。
頭の中で考えるのはだれでもできる。
やろう、今日から。
2018年3月31日(土)なんだか目がおかしくなる階段
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