「ねー見てて」
金曜日から日曜日まで、昨年まで勤めていた地に遊びに行ってきました。久しぶりにたくさんの仲間たちと再会し、なんだかとても気持ちがほっこりしました。
たくさん居場所があるんだな
と感じる瞬間があるというのは、とても幸せなことなのだと思います。今回は、このような機会を作っていただいた皆さんに感謝ですな…ぼくです。
さて今日はけん玉をやっていると必ずと言っていいほど現れる
「ねー見てて」キッズ
の重要性を考えてみようと思います。けん玉だけではなく、ぼくがやっているコマや皿回しもそうですが、新しくできるようになったことがあれば、ぼくがなにかやっていようと、話をしていようと、トイレにいようと…
「ねー見てて」
と言いながら、技を自慢しようとしてきます。今までは、新しい服や新しいゲームなどを買ったときと同じような感覚だと思っていましたが、
遊びの場合は少し違うのかな
と思うようになってきたのです。というのも、服やゲームについては、
買ったらみんな同じ
なのです。しかし、遊びの技については、
できるようになるまでのプロセス
があります。例えば自分で作った技を見てもらうというのは、自分の頑張りを見てもらうことと同じになります。子どもたちは、技自体を見てもらいたい気持ちもありますが、
ここまでできるようになるまで練習したんだ
という本質を見てもらいたいのではないかと思うようになったのです。
「ねー見てて」
と言われた場合は、「おー、すごい技ができるようになったね」という言葉も大切ですが、
「すごく練習したんじゃないの?」という観点で伝えていくことで、遊びがより教育的になっていくのではないかと思います。
子どもたちの言動には必ず意味があり、そこを少しでも分かろうとする姿勢こそが、指導者にとっては一番難しく、ないがしろにしてはいけないことなのだと改めて考えたぼくなのでした。
2017年12月22日(金)すごくおいしいワインでした。
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