アナトールフランスの言葉
何か新しいことを始めることは勇気のいることですが、今日ついにやっとやりたかった家庭菜園を始めました…ぼくです。たくさんの方々に教えてもらったり、話を聞いたりしてようやく実現できたのですが、機械や薬を一切使わずにゼロから作りあげた畑に愛着がわいてしょうがない…ぼくです。やはり、
土に触れる
ことは体にとってとても気持ちがよいことだと思いました。せっかくなら、オーストラリアで学んだ無農薬でやってみたいのですが、素人なのでどこまでできるか…やれることを全力で…ぼくです。
ぼくが尊敬する方の修会に参加した際に、教えていただいた言葉で「けん玉教育」の価値観にすごく影響を与えた言葉があります。それこそが、フランスの詩人アナトール・フランスさんの言葉なのです。
「多くのことを教えることで、あなたの虚栄心を満たしてはいけません。好奇心を呼び起こせれば良いのです。心を開かせさえすれば十分なのです。火花を散らしさえすれば良いのです。乾いた枝があれば、炎は自然に燃え上がるのですから。」
まさに、「けん玉教育」の根本にあるのがここなのです。「けん玉教育」にこだわらず、教育の原点なのではないかと思うのです。まさに
teaching without teaching
教えずにして教える
だと思います。けん玉のよいところの一つに、
見てるとやりたくなる
ところがあげられます。これはもちろん全員ではなく、当てはまる人と当てはまらない人がいます。しかしながら、
「あれ、それならなんかできそうだな…」
という気持ちになればなるほど、やりたくなるもの、やってみたくなるものなのです。やってみて、できたらできたで、
「…な?」というドヤ顔
できなかったら、
「あれ、おかしいな…悔しいな」
という「続ける」というスパイラルへ…
なんでもかんでも、指導者として「すべてを教える」のではなく、
「気付けばはまってる」
という状況を作り出すための努力を惜しまない人なのだと思います。言葉は悪いですが、その状況に導くために
たくさんの引き出し
を用意しておくことが、大切なのではないかと思う今日なのでした。
2017年5月5日(金)人生初のエッグベネディクト…おいしかったなー
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