中間領域
世界中にはきっとまだまだ知らない世界がたくさんあるんだと思うとわくわくします。昔大学のゼミの中で、「数学は絶対に完成しない学問である」ということを数学で証明したゲーデルさんについて学びました。その中で、
グレーゾーンの重要性
について考えたのです。白でも黒でもないグレーな領域がなければ、人間は進歩していかないというものです。この中間領域によって、何が生まれるか…それこそが
発想
であり、
試行錯誤
なのだと思うのです。はっきりしたものがないからこそ、真実を求めて考えていく。現代社会では、その領域が技術の進歩によってどんどん減ってきているのではないか…そんな難しいことを考えていたぼくです。
さて、けん玉における中間領域とはなんなのか考えてみると、
できそうでできない
というところがまさに、中間領域なのだと思います。けん玉をやっているのを見てると、
簡単そうに見える
のです。特に上手な人がやっているのを見ると、大皿やとめけんなどの技は、だれでもできそうに見えます。でもできない。けん玉に夢中になるのは、中間領域に似ている
意識と現実のギャップ
にあるのだと思います。けん玉以外でも、ギャップを持たせることができれば、その
面白さに気付く
ことが多いのではないかと考えました。このギャップを作るために、指導者としてなにができるかを考えてみると、
けん玉に触りたい
と思わせるために、いろいろなしかけが必要です。その辺を少しずつ、自分なりに見付けていこうと思います。今日はまじめな…ぼくでした。
2017年10月10日(火)大爆笑の時間となりました
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