奥深さ

別れの時期ということもあり、お酒を飲む機会が増えている…ぼくです。いつも飲んでいるような発泡酒やビール、焼酎だけではなく、ウイスキーやワイン、おしゃれなお酒などを口にすると、

奥深いな

と感じてしまうのです。例えば、昨日飲んだウイスキーの12年ものと15年ものの比較。ぼく自身、全く分かりませんが、きっとお酒が好きな人は、「やはり15年は樽の味が染み込んでいるな」という感じで、そのかすかな違いを楽しんでいるのだと思います。そこでぼくは、

何か一つのことに興味をもつことは、その奥深さを学び、楽しめる権利をもつ

ことにつながっている気がしたのです。

さて、今日はけん玉のもつ奥深さです。ぼくがぱっと思いつく奥深さはこんな感じです。

シンプルな遊び道具だからこそ、遊び方は「なんでもあり」という奥深さ。

けん玉に取り組む中で、あきらめないこと、仲間とともに取り組むことのよさを学べるという奥深さ

知らないうちに夢中にさせる奥深さ。

ここであげた以外にもたくさんの奥深さがあると思いますが、この間のイベントの参加者の方の言葉を借りると、

人生の縮図

のような気がしているのです。けん玉を通して、人生における大切なものを学んでいる気がします。しかし、これは指導者として「いいか、けん玉は人生の縮図だ!」と伝えたいわけではなく、それぞれが

けん玉から何かを得てもらえるとうれしい

と思ったのです。極論ですが、「あー、けん玉が嫌いだな」というのも、けん玉から「けん玉は自分に合わない」ということを学び取っているという価値観。

やはりやってみないと分からないやった人にしか分からない世界はあるはずなのです。体験することの大切さを学ぶ日々であります。

2017年3月22日(水)おしゃれなBARで

Posted by megane