求めすぎてはいないか…
スーパーに買い物に行くと、安くて、量がたくさん入っていて、かつ安全なものを買いたくなる。メガネ屋さんに行くと、デザインが好きで、安くて、丈夫なものが欲しい。なんでもかんでもついつい求めすぎてしまうくせがある…ぼくです。求めることが悪いことではないと思います。ただ、求めすぎてしまうと、それは時として、自分の思いを押し付けることに繋がります。
「けん玉教育」では、常にこの部分を忘れないようにしています。
最近、子どもたちと関わる中で、けん玉に夢中になっている子どもをよく見かけるようになりました。それは前回も書いたようにとても喜ばしいことですが、けん玉を愛するあまり
つい指導にも熱が入ってしまいます
「いや、だからこれは…」
「んー、それは違うな…」
「さっき言ったけどさ…」
などなど、自分本位の口調になってしまうことがあるのです。これは、自分の悪い癖なのだと思います。今は大丈夫ですが、もしもこの状態が続けば、
子どもたちの熱くなった意欲を絶やしてしまう可能性
があると思うのです。「教えてください!」と言われることは嬉しいですが、そのときは
「教えすぎない」
ことが指導者としての力量なのだと思います。すべて教えるのではなく、曖昧な部分、つまり
「努力しなければできない部分」
を常に残しておくことが、意欲を絶やさず、目標に向かっていける一番の近道なのだと思います。何事も「こうなってほしい」という思いを求めるばかりではなく、自分自身で成長できる環境整備を心掛け、明日からもけん玉教育に力を入れていこうと思います。
あくまでも、子どもたちにとって生産的なものになればいいな…
2017年5月2日(火)すてきなところでした、オークランド
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