穴があること

仕事が終わって帰ろうとしたら、大好きなパン屋さんとたまたま出会って、これまた大好きなクロワッサンをもらう。そんな幸せなことが溢れている世界が大好きなぼくです。大学時代にお酒を飲んだときの口癖…

世の中そんなに悪くない

を思い出した瞬間でありました。さてさて、今日はけん玉の玉にある「穴」について考えてみようと思います。けん玉の玉に穴があるのは、当たり前ですよね。だがしかし、

当たり前を疑う

ことを忘れてはいけないのです。けん玉の穴には様々な役割があります。そこで今日は「穴」について論じてみようかなと思ったわけです。

けん玉をやっていると、「あーできない!」と言っている方々を見ていると、かなり高い割合で、玉を引きあげる時点で玉がぐらぐらと揺れていることがあります。そうなれば、昨日書いた「とめけん」を科学するでも伝えましたが、

まっすぐ引きあげることができない

のであります。そう、まずはけん玉の玉を落ち着かせることが大切なのです。え?穴と関係ない?いやいやあるのです。けん玉をもち、ひもを静かに床に近づけていくと、不思議なことに玉が止まります。そう、それは穴が下を向いていることで、玉が安定するのです。そのあと、ゆっくりと玉を引きあげてみると、あら不思議!玉が安定した状態で技に入ることができます。まったくけん玉を触ったことが無い場合は、まずはこの感覚を大切にしましょう。

本一周、世界一周、けん先すべり、うぐいす、すべり止め極意などの技は、「穴の位置を考えてやらなければならない技」なのです。別の言い方をすれば、「穴がどこに向いているのか」を意識しなければいけない技なのです。とても難しいので、頭で考えていることを体で表現することが求められます。

その感覚を養うためにぼくがよくやるのは、「玉を乗せてみよう」という遊びです。その名の通り、とにかくいろいろなところに、いろいろな形で玉を乗せてみるという遊びです。ここで大切なのは、

自分がいかに当たり前に縛られていたかを実感すること

にあります。この遊びでは、今まで考えても見なかったところに玉が乗ります。乗せるには「穴」を意識しなければ乗りませんので、遊びを通して感覚を養えるのです。穴を意識し、穴を使って乗せる活動を通して、「穴」のもつ重要性に気付くことができます。何をやるにも、

まずはそれを知ること

が大切。今日は、なかなかまとまらなかったのですが、「穴」アナライズ(分析)してみました。がとうございました。

2016年12月17日(土)おおば製パンのクロワッサン

Posted by megane