箱ではなく場を
ハードとソフト
の話は以前もしたと思います。ハード面は、俗にいう箱物。建物やものを指します。ソフトというのは、人。ものではなく、どのようにものを活用するのかということです。けん玉については、
「けん玉を買って置いておこう」
では、決してはまることはないと思います。その感覚は、実際に現場で子どもと関わっている人にしかわからない感覚なので、その意識をみんなが持てれば変わるんだろうけど、なかなか難しいなと思う今日この頃。
おもちゃは、「ある」ことよりも「使う」ことが大事
ということなのですが・・・ぼくです。
今日はそこに絡めながら、「箱ではなく場を」という話をしていこうと思います。結論から言うと、けん玉をやるときに必要なのは、
けん玉と場だと思う
ということです。さっきも言いましたが、
けん玉だけが置いてある箱(建物)
ではなく、
だれかがけん玉をやっている場
が大事なのではないかと思うのです。けん玉以外の伝承遊び(昔から伝えられてきた遊び)は基本的に場が必要なのだと思います。これは、テレビゲームとは違うかなーと思います。テレビゲームは、
あればなんとかやれる
という世界観なので、一人で完結してしまう
けん玉は一人で完結するより、みんなで共有する方が楽しい
のです。やはり、みんなが楽しめる「場」を作ることが大事だと思います。その場をどのように作るかを本気で考え、日々試行錯誤してみる大人がいなければいけないのです。
今まではそんな大人は必要なかった
と思います。子どもたちは、自分たちで遊びを創造できる環境があったから、そんな必要はなかったはずなのです。今は時代が変わり、子どもたちの遊びの幅もかなり制限される時代になりました。時代のせいにはしたくないけど、
認めざるを得ない
のです。だったら、どうするか・・・
大人が本気の遊びをやるしかない
という結論です。それが、「場」になるはず。そんな思いをもって、これからも子どもたちから
「ねー、○○ちゃん(ぼく)って仕事何しているの?」
と言われるような大人でありたいなと思うぼくなのでした。
2018年4月1日(日)すてきなお店でしたな
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません